医療法人社団やまと日高見会 こばやし内科クリニックの連携施設
がん末期、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、頸髄損傷、
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食生活、生活習慣と環境、遺伝的素因、免疫力の低下
食生活:
第二次世界大戦前は日本は癌は少なかったのですが、戦後、アメリカの政策によって小麦が流入し、そのため主食の米を減らすという誤った政策によって食生活が大幅に変えられました。食生活の激変が続き、ものすごい勢いで癌が増え続けています。
生活習慣と環境:
喫煙、飲酒、汚染物質の曝露、睡眠衛生と生活リズム
タバコは西暦1600年代に日本にきました。タバコの依存性、発癌性は証明されて癌死との関係は明らかです。
政府が流通させていますが、摂取すべきではありません。
遺伝的素因:
家族性に癌が集積する家庭があります。
免疫力の低下:
何らかの理由で間違って作られた細胞ががん細胞になります。自分の免疫細胞で作成ミスした細胞を破壊しきれずに残り、それが増殖することが癌の発生経過となります。画像診断で映るようになるまで、かなりの時間を経過しています。
X線、CT、PET-CT、MRI、骨シンチなど画像診断が重要です
X線、CT、PET-CT、MRI、骨シンチ、細胞診、内視鏡、生検、手術などを用いて、画像診断と組織診断を合わせて診断します。腫瘍マーカーの採血、リキッドバイオプシー、がん遺伝子検査、がんゲノム検査、PD-L1検査をすることがあります。
特に、抗癌剤のまえにがん遺伝子検査をすると、有効な治療選択肢の幅が広がるので、がん細胞で生じている遺伝子配列をしらべる検査を行います。
PETは癌増殖ならFDG-PETと、メチオニンPETの両者を用いるのがベスト。
標準治療とは、科学的根拠に基づいて現在利実施可能な「最良の治療」このとですが、簡単に言うと、手術、放射線、化学療法となります。多くの患者に行われることが推奨される治療、標準治療は、世界中で行われた臨床試験の結果を多くの専門家が集まって検討し、有効性と安全性を確認して、現時点で最良であると合意が得られた治療法です。診療ガイドラインには、これらの内容がまとめられています。
集学的治療
手術(外科治療)
薬物療法
放射線治療
内視鏡治療
造血幹細胞移植
免疫療法
がんゲノム医療とがん遺伝子検査
がんとリハビリテーション医療
緩和ケア
民間療法(健康食品・サプリメント・食事療法を中心に)
がんの薬物療法には、
「化学療法」(細胞障害性抗がん薬)
「内分泌療法(ホルモン療法)」
「分子標的療法」などがあります。
薬剤の選択は、がん遺伝子検査を経て、適切な分子標的薬を選択出来ることがあります。
リキッドバイオプシーを行うと、「がん遺伝子パネル」を用いて調べることが出来るので、特に転移した方は調べるのがいいです。
免疫療法:
免疫療法「BAK療法」は、体内にある免疫細胞を利用してがん細胞を攻撃するので、副作用も殆ど無く、有効です。
食事療法:
メチオニン制限食
ケトン食療法
がんの手術は、がんやがんのある臓器を取り除く(切除する)治療法で、がんによる症状を緩和する目的のことがあります。
切除することによって正常な機能や外観を損なう場合は、機能や外観を回復させる目的の手術(再建手術)を行うこともあります。
がん細胞は周囲の組織に広がったり(浸潤)、リンパ管や血管に入ってリンパ節や他の臓器に広がったり(転移)することがあるため、がんの周囲の正常組織やリンパ節、臓器を含め切除することもあります。
早期のがんに対しては、切除範囲を最小限にして生活の質を保つ手術も広く行われています。
手術のときは、痛みを感じることなく手術が受けられるように、麻酔をかけて行います。
放射線治療の5大メリット
1.手術前の放射線治療でがんを縮小出来る。
2.正常な組織を傷つけない身体に優しい治療
3.入院せず通院治療が可能
4.手術出来ない高齢者のがん治療に最適
5.進行がんの症状を緩和
放射線治療の2つの目的
1.緩和治療
2.根治治療
再発したがんに、高精度放射線治療「サイバーナイフ」
転移・多発癌に効果的な高精度放射線治療「トモセラピー」
放射線治療によって、照射していない転移が消える「アブスコパル効果」を期待出来ます。
出典:佐藤俊彦、ステージ4でもあきらめない最新がん治療、幻冬舎 2022年